パニガーレのオイル&フィルター交換

作業日誌 日々の出来事

以前に立て続けにBMW車が入庫した時に「ウチはBMW屋ではないんです」なんて書いてましたが、今度はコイツが来ちゃいました。

ドカティのパニガーレV2。

新車だとどうですかね?ディーラーで220万前後ですか?
もちろんこんな15坪程度の小さなバイク屋で売ったわけではなく、知り合いのショップから依頼された仕事です。
今風な言い方するならアウトソージングってやつですか?早い話が外注委託。

でもパニガーレって昔いたショップでも1~2台しか触った事無いし、結構昔の事なので記憶も断片的です。
とりあえずフロントバンクのプラグがいかにも「ここから外して」的な蓋がついてるのに、そこからどう考えても抜けそうになくて最終的に外装全剥ぎでラジエター緩めたという記憶だけはあります。

シェルアドバンスのオイルを持ち込まれたので、とりあえずオイル替えますか。

あぁ、オイルフィルターがやたら細長くて値段が高い事も思い出しました。
触りながら徐々に思い出してきました。

そして、フィルターが格納されてるキャップのボルトを外してみたけれど…

ボルト外して引っ張ってみても抜けそうな気配が無い。

こういう時は下手に触らず観察。

よく観察するとエンジン側には外したボルトのM6×1.0のネジ山切ってあるけど、それとは別にキャップ側にはM8×1.25のネジ山が切ってある。

あー、なんか思い出してきたかも。
おもむろに余りボルトを貯めてる箱を漁るワタクシ。

こういうことだね。
両側を均等に締め込んでって浮いてきてから引っ張って抜く、と。
身長に均等に締めて行かないと割れそうなので指先の感触に神経を集中。

まぁ締め込んでいかずとも、キャップ側だけネジ山噛ませて引っ張っても抜けるかも。

昨日、店頭に展示してたエストレアを見に来たお客さんが来店してくださいまして、無事成約しました。
最近免許を取ったばかりだそうで、初心者だから何かいいの無いか?と。

キッチリ納車整備してから納めさせていただきます。

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