ヘッドカバー漏れ修理

作業日誌

一時はパンパンだった店内ですが、頑張って減らしたせいか少しスッキリしました。
預かってから少し時間経過してますがカタナ1100のヘッドカバーオイル漏れ直します。

修理で車両を預かる度に思うのですが、ウチの店は決して駅から歩いて近いわけじゃないので、皆さん大体が知人や友人に車で送ってもらってたり、家族が送ってくれたりという方法で納車や整備依頼の来店に来ます。

うーん…やっぱり代車が必要かなー?
原付一台どっかで手に入れて来て……って、なんなら店頭でずーっと売れずに残ってるJOGを代車にしちゃおうか。
あまり売れ残ったまま放っておくとタイヤキ君みたいに、ある日突然ケンカして飛び出してしまうかもしれないし。

先週預かったカタナですが、ヘッドカバーからのオイル漏れにしてはビシャビシャだったんで「なんかおかしいな」と気にはなってたんですが、やっと今日になって本格的に着手できたのでタンク外してみたんですよ。
あらかじめヘッドカバーのガスケットは注文してあって既に到着してたので。

とりあえず洗車してエンジン周辺を綺麗にしてからエンジン始動して充分に暖機。オイルを温めてどこから漏れてくるかチェック。
10分後、ライト持って「さーて、どこからだ?」とバイクに近寄った段階で既に少し白煙が出てて、ヘッド周りがオイルまみれに……

「漏れっていうか、もう噴き出してんじゃん」と。
明らかに3番のプラグキャップあたりにオイルが吹き抜けて出て来てるのが見えたので、まぁヘッドカバーだろうなと。

エンジン止めてから少しエンジンが冷めるのを待ちます。

預かった時は横からしか見えなかったので、タンクを外してエンジンの真上から3番周辺をライトで照らしてチェック。

あれ?

これガスケットだよなー。

3番と4番の間あたりのガスケットが完全に切れてカバーの外にはみ出してる。
こりゃビシャビシャになるのも合点がいきます。

最近どっかで一度カバー開けたのかな?
自然に切れて外れて外にはみ出るなんて事はまずないので。

とりあえず場所は特定できたのでヘッドカバー外します。

昔のバイクは整備性が良いというか余計なモノついてないのでラクですね。
水冷エンジンとかスーパースポーツの前傾エンジンなんかだとラジエター外したりサーモ外したりカバー抜けそうで抜けなかったり、知恵の輪みたいな事になること多いですが。

軽くオイルストーンで面出しして新品ガスケット組んで試乗かなーと思ったんですが、天気が怪しく雨降り始めたので諦めました。

土日はなんだかんだチラホラとお客さん来ますね。

開店間もなく、ふと店の外を見たら原付スクーターを押して歩いてる人がいて「パンクかな?」と思ったら店に入って来ました。

聞けば、途中でパンクしてふじみ野市から4キロ近く押してバイク屋を探してたそうです。
タイヤサイズが80/100-10で、ウチにそのサイズのタイヤの在庫が無かったんですが、少し偏平変わるけど80/90-10のタイヤならあったので、それでもいいですかと聞いたら「押して帰るよりは少しくらい偏平変わってもいい」との事で、その場で交換させていただきました。

その後、一息ついてたら今度はご夫婦で250㏄のオフ車を探してると言うお客様が来店。
あいにく在庫が品薄で(いつもじゃねーかというツッコミが入りそうですが)、例によって「ご予算と希望車種が決まってれば探します」という定番トークで対応してました。
ちょっと前までWR250置いてたんですけどね。
その他にXJRのキャブ不調の入庫が来週予定だったり、見積もりの予定があったりとかはあるのですが、なるべくお時間取らせないように順次作業していきます。
合間に依頼されてるバイク探しもしておりますので、もし欲しいバイクがある方は遠慮なくご相談ください。

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