朝の掃除を終わらせて一服してたら、店によく来る常連さんが差し入れ持ってきてくれました。
なんか店の近所に行列のできるくらい評判のサンドイッチ屋さんができてるそうです。
言われてみれば確かに開店前にホームセンターとか寄ると昼前から並んでる光景を見て「何屋?」と思いながら通り過ぎてた記憶がありますが、先月くらいにオープンだそうです。
でもさすがにサイズが大きい上に自分は独り暮らしなんで傷む前に食べようとすると、この日の夕飯と明日の朝食はこれになりそうです。
作業の方はメーカーや部品商が連休に入ったので、日常作業車両の部品待ち車両が多くなったのを見計らって、長期預かり予定の方を見てました。
とりあえずRD250から状態確認。
エンジンから気になる音がするのと、シリンダーベースあたりにオイル汚れが酷いので(これはチャンバーのエキゾーストガスケットの吹き戻しかな?と見てますが)とりあえずシリンダー抜いてチェックしましょう、と。
確かにエンジンかけると、何やら気になる音がする。
2ストなのでカムやバルブが無い以上は、エンジン上部から音が出るとすればピストン廻りくらいだろうと。
腰下から出てる音じゃなかったので。
まず、シリンダーヘッド抜いてみた。
綺麗なもんです。年式的にもうちょっと酷いの想像してたんで。
続いてシリンダーを抜いてみよう。
…硬い。
ボルト全部抜いてるのになぜにこんなに抜けにくいのか?
この車両は2気筒でも独立シリンダーなので、とりあえず右側の2番を先に抜く。
こっちはちょっとプラハンでコンコンやってやればすぐ浮いてきて抜けました。
……なんで1番こんなに固い?
シリンダー抜こうとすると引っかかってクランクシャフトごと周ろうとする。
ピストンリングの抵抗だけでこんな事にはならんので、この時点でちょっと嫌な予感。
でも、エンジンはかかってて普通に走って来てんだよなぁ。
ラチ空かないので少しオイルをシリンダーとピストンヘッドに垂らしながら、浮かせたシリンダーの間からコンロッドを摘まんで動かしながら徐々に抜いてみる。
抜いてビックリですよ。
ピストン1番だけガリガリ削れてる。
爪が引っ掛かるどころか指の腹でなぞっても明らかに溝がついてしまってます。
これは車体前方側から見たピストン。
誰が見ても一目でアウトだけど、こんなんでもエンジンはかかるんですな。
恐る恐るシリンダー側の内壁もチェック。
ん?
なんか内壁に明らかに何か異物を噛み込んだかのような突起部分が。
これは内燃機屋さんに相談かなぁ。
お客さんが買い集めたパーツの中にピストンも入ってたけど、ホーニングじゃ対応できなかったらオーバーサイズ探すしかない。
何はともあれまずは連休明けたら内燃機屋さんに見せに行くことにして、これも部品待ち。
独立シリンダーだけど内燃機屋に出すなら両方ですな。
ちょっとお時間いただくかも。
徐々に長期預かり車両が増えてきたので、店の中が満床状態に…
なるべく終わるものから早く終わらせて納車していかないといけないんですが、部品止まってるんでなんとも…
先日売れたジョルノが納車になったんで、まだ1台くらいなら入りますけど。
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